このページでは上記のような人へ、胃下垂の改善方法や太り方を解説していきます。
- 胃下垂の特徴
- 胃下垂の具体的な治し方
- 胃下垂でも太ることは可能!
はじめに言っておくと、胃下垂は完全には治りません。
ですが、ある程度改善することは可能ですし太れないなんてことはありえないので安心してください。
胃下垂ですが太れました
僕自身胃下垂で長年太れないことに悩み続けていましたが、できるだけ改善しつつ正しい太り方で努力した結果太ることに成功しています。
そんな経験もあり、同じように胃下垂で太れないという悩みを持つかたへ寄り添ったお話ができるかと思います。
本気で太りたいのなら是非参考にしてくださいね。
タップできる目次
太れないのは胃下垂のせい?具体的にどういう状態なのか
まずは胃下垂の特徴を見てみましょう。
「特徴とかいいから直し方教えろよ!」という方は読み飛ばしてもOKです。
胃下垂の大きな特徴
- 胃が下に垂れ下がっている
- 下痢をしやすい
- 食事のあとおへその下あたりが出てくる
これらが胃下垂の代表的な症状ですね。
それぞれ簡単に解説します。
特徴その1:胃が下に垂れ下がっている
胃は本来肋骨の内側にあります。要するにみぞおちあたりです。
文字通り胃下垂は「胃が下に垂れていて、長く伸びてしまっている状態」ですね。
太れない原因となる理由
- 消化に大きな負担となる
- 胃が正常に消火活動を行えないため、栄養の吸収率が下がる
これでは食事に工夫をしないとなかなか太れません。
そうなってしまう原因は、遺伝や日々の食事の摂り方が大きな要因だと考えられます。
改善方法は後ほど解説します。
特徴その2:消化不良・下痢をしやすい
上記の消化吸収能力が下がるからこその下痢です。
下痢は食べた物を正常に消化・吸収しきれなかった場合に起こるもの。
正しく栄養を取り込めていない証拠
食べた物が吸収されずに排出されてしまっています。これを治さない事には絶対に太れません。
当サイトでは口を酸っぱく言っている事ですが、下痢は太れない人の最大の敵です。
確実に無くす必要がありますね。
特徴その3:食事をするとおへその下あたりが出てくる
胃が正常な位置になく、下に下がっているので食事のあとは下腹部が大きく膨らみます。
本来はみぞおちあたりが膨らむので、あなたが胃下垂かどうかは大体これで判断が付くかと思います。
胃下垂になってしまう人にありがちな特徴
下のような方は胃下垂になりやすかったり、胃下垂になっている可能性が高いです。
胃下垂を引き起こしやすい人
- 身長が高い
- 姿勢が悪く猫背
- 食べたいものを好きなだけ食べている(暴飲暴食)
- 食事バランスに無頓着
当てはまる方は相当数いるかと思います。
僕自身全て当てはまってましたね・・
胃下垂を改善して太る方法!するべきことは3つだけ
さて、本題です。
「胃下垂を改善するのって難しそう・・」なんて思う方も多いかと思いますが、意外とやるべきことは限られていますので結構簡単です。
胃下垂の改善方法とは?
- 糖分を控える
- バランスの良い食事を続ける
- 腹筋を鍛えて胃を押し上げる
上から優先度が高い順にしています。
糖分を控えて、胃の活動を停滞させない
これが一番重要です。
砂糖などの糖分を摂ると胃の活動が一時的に弱まることが知られています。
糖分で胃が「動かなくなる」理由
- 砂糖の食べ過ぎで筋肉が緩み、胃が垂れていく
- 砂糖は筋繊維を緩める作用があり、胃が収縮するのを抑えてしまう効果がある
この現象は「糖反射」と呼ばれています。
糖分のせいで胃の活動を弱めないためにも、砂糖などが多く含まれる食品はできるだけ控えていきましょう。
バランスの良い食事を続けて、吸収率を高める
バランスの取れた食事こそが最強の食事管理術であり、胃下垂の人が太る方法です。
なんでも好きなだけ食べるような食生活を送っている人は要注意。
暴飲暴食により消化能力が弱まる
- 暴飲暴食=胃の負担が大きい
- 胃を酷使することになり、本来の力を発揮できない状態になる
バランスの良い食事をしないと胃下垂を進行させてしまうことにも繋がります。
- 生野菜や発酵食品をできるだけ摂る(消化酵素)
- 脂物などの吸収しづらい食品を控える(胃本来の力を発揮)
健康的な食事をすることが、胃下垂が太る近道ということですね。
1度の食事は満腹まで食べずに、腹6~8分目ほどを意識しましょう。1食に大量の食事摂ることはバランスの良い食事とは言えません。
また、胃腸を強くするサプリメントを定期的に摂るのもおすすめです。
腹筋を鍛えて胃を押し上げる力を養う
最後は筋トレ。胃下垂の人は全体的に筋肉量が少なく、腹筋の力も弱い傾向にあります。
胃を支える力が無ければ当然、どんどん下がってしまいますよね。
胃下垂は下腹部を鍛えるべし
胃を押し上げるために使われる筋肉は下腹あたりのインナーマッスルを鍛えましょう。
インナーマッスルは長時間体を動かす時に使う「持久的な筋肉」で、見た目では分からない内側の筋肉のことです。
どんなトレーニングをしたら良いか分からないという方は、下の山澤礼明さんの解説動画がおすすめです。
『下腹部のトレーニング法』
あなたが太れないのは胃下垂が原因?改善して太る方法:まとめ
最後に胃下垂の人が太るための手順をまとめますね。
胃下垂の人がやるべきこと:まとめ
- バランスの良い食生活を続ける
- 野菜などを取りつつ、たくさん食べる
- 1度にガッツリ食べるのではなく、「食事の回数」を増やす
- 毎日の食事を「消費カロリー<摂取カロリー」の状態を保つ
これを徹底することができれば、かなり効果は実感できるはず。
頑張ってみてくださいね。