うなぎ、美味しいですよね。あの身のやわらかさや食べやすさだったり、他の魚にはないような味といい・・・控えめに言って最高です。
明日から1ヵ月うなぎしか食べられないと言われてもさほど嫌じゃないと感じるほど、僕自身大好物であります。
そんなうなぎですが、筋トレのバルクアップ(増量)の際の食事としてもおすすめであることをご存知でしょうか?
当記事ではうなぎ好きが責任をもってバルクアップに適していると言える理由を解説していきます。
この記事の内容
- うなぎに含まれる栄養素
- 期待できる健康効果
- 脂質が多いのに、大丈夫なのか?
タップできる目次
うなぎはタンパク質が豊富に含まれている
うなぎには筋肥大に最も重要なタンパク質が豊富。
うなぎにはタンパク質が100gあたり約23gほど、含まれている
明らかに多いですよね。うなぎは一匹平均200gほどですので、一食で言えばさらに多くなります。
他の食材と比べてみると、その多さが良く分かる
タンパク質が豊富な筋トレに向いている食品といえば、コンビニに売られているサラダチキンや卵を筆頭に、納豆・鮭などが挙げられますが、それらと比べても肩を並べるほどのタンパク質含有量です。
以下の数字は100gあたりの目安量です。
卵(全卵) | 12g |
---|---|
サラダチキン | 23.8g |
納豆 | 17g |
鮭 | 22g |
木綿豆腐 | 7g |
うなぎ | 23g |
タンパク質だけでなく筋トレに効果的なビタミン・必須脂肪酸も豊富
うなぎに含まれる栄養素のうち筋トレに効果的なのは、なにもタンパク質だけではありません。
うなぎに含まれる筋トレに効果的な栄養素
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- DHA(ドコサヘキサエン酸)
- EPA(エイコサペンタエン酸)
それぞれの効果について簡単に解説します。
ビタミンB1とビタミンB2の役割
増量目的での筋トレの際はごはんやパンなどの炭水化物をたくさん食べますよね。こういった時は同じだけビタミンB1やビタミンB2を摂るのが効果的です。
- ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換させる役割を担っている
炭水化物は糖質が含まれ、これは身体を動かすエネルギー源となるもの。
体内に糖質がいくらたくさんあっても、それを代謝してくれるビタミンB1がなければ思うように身体を動かせず、筋トレ時も力が出ないので筋肉に与える負荷が減少することに繋がります。
また、ビタミンB2はビタミンB1を効率的に使える状態を作る役割を担っているので、同時に摂取する事が望ましいです。
うなぎはこれらを同時に取り入れることができるわけですね。
DHAとEPAは筋肉の損傷や炎症を抑える効果がある
EPA・DHAは体内で作り出せない、食品から摂る必要がある必須脂肪酸の一つ。
筋トレをするならこれら二つの栄養素は積極的に摂るべきです。
理由は単純で、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は筋トレ後の超回復を助けてくれるためです。
筋肉に重い負荷をかけた後、筋肉は損傷し炎症を起こします。その際にDHA・EPAを取り入れることで筋肉痛からの回復を早めてくれる効果に期待できるのです。
より効率的に疲労を回復できるということですね。
うなぎは脂が多いのに筋トレに有効なのか?
中には上記のような疑問を持つ方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、結論から言えば問題ないです。
下記で簡単に解説していきます。
うなぎの脂は良質な脂なので安心
たしかにうなぎはタンパク質が多い反面脂質もたくさん含んでいます。
筋トレで筋肉を付けたいという方には一般的に脂質は邪魔な栄養素ではありますが、基本的にうなぎなどの魚の脂はそこまで気にするものではありません。
基本的に魚に含まれる脂質は先ほど解説したDHAやEPAのことで、いわゆる「良質な脂」とされているものです。
上で話した通りこの「良質な脂」は身体に良いと言われているもの。
- 炎症を抑える効果
- 血液をサラサラにしてくれる
ですので、うなぎの脂は筋トレの害になるものではないのです。
うなぎは筋トレに向いているが、ダイエットしている人は注意
一つだけ注意していただきたいのは、ダイエットをしている方。
うなぎは筋トレに向いているものの、痩せたくてダイエット目的で筋トレをしているような女性にはおすすめできません。
理由はとても単純で、うなぎはカロリーが高いためです。
一匹丸々入っているようなうな重だと、カロリーは700kcalほどになりますので注意です。
いくら良質な脂が太らないと言っても、カロリーが高いうなぎはダイエット中であればなるべく控えたほうが良いのではないでしょうか。
うなぎはタンパク質が多くカロリーも高いため増量したい人におすすめ
筋トレをしつつバルクアップしたい男性にうなぎは全力でおすすめです。
それでいて美味しいですからね、まさに至高の増量食材というわけです。
かといってうなぎは値段が高いですから、頻繁に食べられるようなものではないというのがネックです。
増量したい方は是非、食べられる時に食べてみてくださいね。